reCare道玄坂鍼灸院:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-9 ソシアル道玄坂501
渋谷マークシティから徒歩30秒 駐車場:無
解説
解答:2
解説
解答:4
解説
考え方(病態整理)
左手中指のしびれ → 主に C7神経根障害 を示唆
C6–C7棘突起間外方 → C7神経根レベルへのアプローチ
C7神経根障害でみられる代表的所見
中指の感覚障害、上腕三頭筋(C7)筋力低下、上腕三頭筋反射の低下
解答:2
解説
3.誤り
足関節底屈(つま先立ち)、アキレス腱反射低下。立ち上がり初動の膝伸展とは異なる
4.誤り
会陰部感覚、膀胱直腸機能など。 本症例とは無関係
解答:1
解説
解答:3
解説
解答:4
解説
1.誤り
橈骨神経麻痺では、下垂手がみられる。手関節・手指の伸筋群と、長母指外転筋・短母指伸筋の麻痺により、手関節背屈、示指から小指のMP関節伸展、母指伸展・外転が困難となる。円回内筋の【起始】上腕頭:上腕骨内側上顆と内側上腕筋間中隔、尺骨頭:尺骨鈎状突起内側、【停止】橈骨外側面の中央部、【作用】肘関節回内、屈曲、【支配神経】正中神経(C6,C7)である。
2.誤り
正中神経麻痺とは、tear drop sign(ティア ドロップ サイン)または、perfect O(パーフェクト Oテスト)や、Phalen(ファレンテスト)が陽性となる麻痺である。ファーレン徴候(Phalen徴候)とは、手首を曲げて症状の再現性をみる検査である。perfect O(パーフェクト Oテスト)とは、親指と人差し指の先端をくっつけて丸形を作る検査である。母指内転筋の【起始】横頭:第3中手骨掌面の全長、斜頭:有頭骨を中心とした手根骨、第2~3中手骨底の掌側面、【停止】種子骨、母指基節骨底、一部は指背腱膜、【作用】母指内転、【支配神経】尺骨神経深枝:C8,(T1)である。
3.正解
尺骨神経麻痺とは、尺骨神経損傷により手掌・背の尺側に感覚障害やFroment徴候陽性、鷲手がみられる麻痺である。Froment徴候(フローマン徴候)とは、母指の内転ができなくなり、母指と示指で紙片を保持させると母指が屈曲位をとることである。掌側骨間筋の【起始】4個ある。それぞれ2頭もつ。第1~5中手骨の相対する面、【停止】基節骨、指背腱膜、中節骨底、末節骨底、【作用】第2,4指の外転、第3指の橈・尺側外転。母指の内転。掌側骨間筋と共同しておのおのの基節骨の屈曲、中節・末節骨(DIP)の伸展、【神経】尺骨神経(C8,T1)である。
4.誤り
肩甲上神経絞扼障害とは、バレーボールショルダーともいい、肩甲上神経が、肩甲骨の肩甲切痕または棘窩切痕という箇所を通過するところで絞扼されることで起こる障害である。肩の痛みや腕が挙がりにくくなるなどの症状が現れる。また、肩の後面から腕にかけて放散する痛みがある。肩甲上神経支配の筋肉は、棘上筋と棘下筋の支配神経である。
棘上筋の【起始】肩甲骨の棘上窩、棘上筋膜の内側、【停止】上腕骨大結節の上部、【作用】肩関節外転、【神経】肩甲上神経である。
棘下筋の【起始】肩甲骨の棘下窩、棘下筋膜の内側、【停止】上腕骨大結節の中部、【作用】肩関節外旋、上部は外転、下部は内転、【神経】肩甲上神経である。
解答:3
解説
1.正解
両側内果の振動覚低下は、糖尿病性末梢神経障害に特徴的な所見である。
糖尿病の合併症(糖尿病性末梢神経障害)は、いわゆる手袋靴下型の感覚障害を引き起こす。左右対称に手袋・靴下型に異常感覚をきたしやすく、糖尿病足病変にも注意が必要である。振動覚の低下やアキレス腱反射の消失も糖尿病性末梢神経障害の特徴である。
2.誤り
解離性感覚障害とは、温痛覚解離ともいい温痛覚のみが障害されることをいう。したがって、脊髄が部分的に損傷した場合に生じるブラウンセカール症候群(Brown–Séquard症候群)や前脊髄動脈症候などによって引き起こされる。
3.誤り
ギラン・バレー症候群とは、先行感染による自己免疫的な機序により、炎症性脱髄性ニューロパチーをきたす疾患である。一般的には細菌・ウイルスなどの感染があり、1~3週後に両足の筋力低下(下位運動ニューロン障害)や異常感覚(痺れ)などで発症する。感覚障害も伴うが、運動障害に比べて軽度であることが多く、他覚的な感覚障害は一般に軽度である。初期症状として、歩行障害、両手・腕・両側の顔面筋の筋力低下、複視、嚥下障害などがあり、これらの症状はピークに達するまでは急速に悪化し、時には人工呼吸器が必要になる。症状が軽い場合は自然に回復するが、多くの場合は入院により適切な治療(免疫グロブリン静注療法や血液浄化療法など)を必要とする。症状は6か月から1年程度で寛解することが多い。臨床検査所見として、①髄液所見:蛋白細胞解離(蛋白は高値,細胞数は正常)を示す。②電気生理学的検査:末梢神経伝導検査にて、脱神経所見(伝導ブロック、時間的分散、神経伝導速度の遅延、複合筋活動電位の低下など)がみられる。複合筋活動電位が消失あるいは著明な低下し、早期から脱神経所見を示す症例は、一般に回復が悪く機能的予後も不良である(※参考:「重篤副作用疾患別対応マニュアル ギラン・バレー症候群」厚生労働省様HPより)。
4.誤り
中心性頸髄損傷は、転倒などにより、脊髄全体に外力が加わり、中心に近い脊髄灰白質が障害されたものである。高齢者において、脊椎の変形あるいは後縦靭帯骨化症などを合併して脊柱管狭窄をきたしている場合に、中心性頸髄損傷が発生しやすい。交通事故などの頸髄損傷に比べ、機能予後はよいが、下肢より上肢の運動障害が顕著であり、上肢の障害は残存することが多い。なぜなら、下肢に比べて上肢の錐体路の方が脊髄中心近くを通るためである。
解答:1
解説
1.正解
アリス徴候は、背臥位で両膝を屈曲しながら、股関節を屈曲して両下腿をそろえ、左右の膝の高さを比べる診察法である。膝の高さに差があるときに陽性と診断し、股関節脱臼を疑う。これは、股関節の脱臼が生じると大腿骨頭が寛骨臼の後方に位置するため、左右差が生じる。一方、両側脱臼例や下肢に骨性の短縮が存在する症例の場合、有効ではないため注意が必要である。
2.誤り
ガワーズ徴候(登はん性起立)とは、立ち上がる際に手を膝でおさえつつ、体を起こしていく方法である。筋ジストロフィーとは、骨格筋の変性・壊死と筋力低下を主徴とする遺伝性の疾患総称である。そのうちのDuchenne型筋ジストロフィーは、X連鎖劣性遺伝で①幼児期から始まる筋力低下、②動揺性歩行、③登攀性起立(ガワーズ徴候)、④腓腹筋などの仮性肥大を特徴とする。筋ジストロフィー症の中でもっとも頻度が高い。3歳頃に歩行や粗大運動の異常で気がつかれることが多い。
3.誤り
レルミット徴候は、頚部屈曲時に感電したような痛みや刺すような痛みが、背中から両脚、片方の腕、体の片側へ走ることをいう。多発性硬化症に特徴的な症状であるが、他にも頚髄症、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍なども出現する。
4.誤り
ロンベルグ徴候は、脊髄性障害(深部感覚の検査)に対して行う。ロンベルグ徴候は、①はじめは開眼にて、患者に直立不動の姿勢をとらせ、安定した姿勢保持が可能であることを確かめる。②次に、閉眼させ、体幹の動揺が生じたり、動揺が明らかに増悪、あるいは転倒した場合を陽性とする。
解答:1
解説
解答:1~4
解説
1.誤り
タイムドアップアンドゴーテストは、「主観的QOL」ではなく運動器不安定症の指標である。
下肢の筋力、バランス、歩行能力、易転倒性といった日常生活機能との関連性が高いことが示唆されている。ちなみに、カットオフ値は14秒程度である。
2.誤り
ファンクショナルリーチテストは、「ADL」ではなく立位動的バランスの状態である。
ファンクショナルリーチテストは、立位で、足が前に出たり浮いたりせず、水平方向に上肢をできるだけ伸ばす。平均25~30cmであり、30cm以上では転倒リスクは低い。一方、20cm未満だと非常にバランスを崩しやすく危険な状態、20〜25cmで転倒リスクありと判断できる。
3.誤り
バーセル・インデックスは、「立位動的バランスの状態」ではなく日常生活活動(ADL)である。
バーセル・インデックスの評価項目は、10項目(①食事、②椅子とベッド間の移乗、③整容、④トイレ動作、⑤入浴、⑥移動、⑦階段昇降、⑧更衣、⑨排便コントロール、⑩排尿コントロール)あり、100点満点で評価される。
4.正解
ロコモ度テストとは、①下肢筋力、②歩幅、③身体状態・生活状況を評価する 3 つのテストを行い、これらのテスト結果を年齢平均値と比較することによって、年齢相応の移動能力を維持しているかを判定するものである。もし年齢相応の移動能力に達していない場合、将来ロコモとなり得る危険度が高いと考えられる。
解答:4
解説
1.誤り
腸脛靱帯炎は、痛みの部位が膝外側となる。
腸脛靱帯炎とは、ランナー膝ともいい、膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して炎症(滑膜炎)を起こし、疼痛が発生している状態を指す。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発し、ほかにバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等にも多い。ちなみに、グラスピングテストは、腸脛靭帯を圧迫してテンションをかけた状態で、膝の曲げ伸ばしで症状が再現されるかどうかで判断する。
2.誤り
内側滑膜ひだ障害(タナ障害)は、クリック音が認められる。
滑膜ヒダとは、膝関節の関節包内にあるひだ状の部分で、膝の屈伸時にクリック音を触知する特徴がある。ほかにも、運動時に疼痛や違和感を生じる。膝関節の膝蓋内側滑膜ヒダが屈伸運動時に膝蓋骨と大腿骨内側顆との間に挟まり機能的刺激を受けて肥厚する。内側滑膜ヒダは関節鏡で見ると棚のようにみえることから、タナ障害とも呼ぶ。
3.正解
変形性膝関節症は、本症例で考えられる疾患である。
変形性膝関節症は、①疼痛、②可動域制限、③腫脹、④関節変形などがみられる。進行度にかかわらず、保存療法が第一選択となる。減量や膝に負荷のかかる動作を回避するような日常生活動作指導、筋力トレーニングやストレッチなどの運動療法、装具や足底板などの装具療法、鎮痛薬や関節内注射などの薬物療法が行われる。
4.誤り
膝蓋靱帯炎は、痛みの部位が膝蓋靭帯となる。
大腿四頭筋腱炎とは、(ジャンパー膝:膝蓋靭帯炎)ともいい、反復したジャンプ動作によって起こる。バレーボール・バスケットボールの選手などに多く発症し、膝蓋骨遠位部に圧痛を認める。
解答:3
解説
飛揚は、下腿後外側、腓腹筋外側頭下縁とアキレス腱の間、崑崙の上方7寸。
飛揚は、腓腹筋とヒラメ筋が障害筋の場合に用いる。母指が屈曲する筋として、長母趾屈筋があげられる。長母趾屈筋の【起始】腓骨体後面(内側稜と後縁との間)、後下腿筋間中隔の下半、【停止】母趾の末節骨底、【作用】足関節底屈、母趾屈曲、【支配神経】脛骨神経(L5~S2)である。
2.誤り
膝関は、薄筋・半腱様筋が障害筋の場合に用いる。
膝関は、下腿脛骨面、脛骨内側顆の下方、陰陵泉の後方1寸。
3.誤り
合陽は、腓腹筋が障害筋の場合に用いる。
合陽より優先される選択肢が他にある。合陽は、下腿後面、腓腹筋外側頭と内側頭の間、膝窩横紋の下方2寸。
4.誤り
外丘は、長腓骨筋が障害筋の場合に用いる。
外丘は、下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方7寸。
解答:1
解説
1.誤り
方法:体幹を後屈+側屈+回旋陽性所見:腰椎椎間関節症、腰部脊柱管狭窄症など
2.誤り
体位:仰臥位
方法:膝屈曲位で脛骨粗面の前方突出が消失
評価:後十字靱帯損傷
膝関節の検査であり腰痛とは関係なし
3.正解
体位:坐位
方法:膝を他動的に伸展
意義:本来、坐位で膝を伸ばしても坐骨神経は強く伸張されないにもかかわらず強い疼痛を訴える場合、詐病や誇張を疑う。 問題文と完全一致
4.誤り
体位:仰臥位
方法:SLRテスト後、足関節背屈を追加
評価:坐骨神経根症
坐位では行わない
解答:3
解説
遠道刺は、病が上にあるとき、膝周囲や下合穴を刺す。
下合穴は、胆:陽陵泉【胆】、小腸:下巨虚【胃】、胃:足三里【胃】、大腸:上巨虚【胃】、膀胱:委中【膀】、三焦:委陽【膀】があげられる。
1.誤り
頷厭は、頭部、頭維と曲鬢を結ぶ(側頭の髪際に沿った)曲線上、頭維から1/4にある。
2.誤り
太陽は、顔面部、眉毛の外端と外眼角との中央から後方1寸の陥凹部に取る。※別名:当容
3.誤り
合谷は、手背、第2中手骨中点の橈側にある。
4.正解
陽陵泉は、こめかみがズキズキする頭痛に対して九刺の遠道刺を用いて治療する場合、最も適切な経穴である。
陽陵泉は、下腿外側、腓骨頭前下方の陥凹部にある。
解答:4
解説
命門火衰とは、腎陽虚の重症のケースといわれている。命門の火(元陽)が不足し、全身の機能が衰えた状態のことである。
1.誤り
太淵は、手関節前外側、橈骨茎状突起と舟状骨の間、長母指外転筋腱の尺側陥凹部にある。
2.誤り
神門は、手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上にある。
3.正解
太渓は、命門火衰により冷えを訴える患者に対し、臓腑を考慮して施灸する場合、最も適切な経穴である。
なぜなら、太渓は、腎経であるため。命門火衰は、腎陽虚のことである。太渓は、足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部にある。
4.誤り
衝陽は、足背、第2中足骨底部と中間楔状骨の間、足背動脈拍動部にある。
解答:3
解説
本症例は、肝血虚の症状と陰虚がみられる。
肝血虚は、目乾、目花(目のかゆみ)、転筋、しびれ、不眠、多夢、脈細、舌質淡泊など。
陰虚(陰熱)は、ほてり、のぼせ、五心煩熱、手足身熱、盗汗、頬部紅潮、消痩、潮熱、舌質(紅)、舌苔(少)、脈(細脈)など。
1.誤り
消渇の特徴は、多飲、多食、多尿で糖尿病を指す言葉である。
2.正解
盗汗は、病証が進行した場合、みられやすい症状である。
盗汗とは、着替えが必要になるほどのひどい寝汗のことをさす。
3.誤り
厭食とは、悪心・嘔吐を伴う食欲不振である。拒食症にみられる。
4.誤り
譫語とは、発熱して正気を失ったときなどに無意識に発する言葉、うわごとのことである。
解答:2
解説
解答:4
解説
ポイント
空腹感あり+食べられない → 胃陰虚
隠痛(鈍痛)=虚証
舌紅=陰虚・熱象
治療原則:滋陰・養胃
➡ 正解は 1.陰液を補う
解答:1
解説
1.正解
蠡溝(足の厥陰肝経の郄穴)
本症例の郄穴に迎随の補瀉に基づき斜刺する場合、鍼尖の方向にある経穴である。
瀉法は、流注とは逆方向へ向ける。蠡溝は、下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸する。
2.誤り
膝関(足の厥陰肝経)
補法で、流注方向へ向ける。膝関は、下腿脛骨面、脛骨内側顆の下方、陰陵泉の後方1寸である。
3.誤り
承山(足の太陽膀胱経)
承山は、下腿後面、腓腹筋筋腹とアキレス腱の移行部にある。
4.誤り
条口(足の陽明胃経)
条口は、下腿前面、犢鼻と解渓を結ぶ線上、犢鼻の下方8寸にある。
解答:1
解説
本症例のポイント
1.正解
隠痛は、虚証にみられる痛みの性質である。よって正解。
2.誤り
刺痛は、瘀血にみられる痛みの性質である。瘀血(おけつ)とは、血液が汚れたり、滞ったり、固まりやすくなった状態のことである。瘀血になると、血の流れが悪くなり、全身に栄養が行き渡らなくなるため、さまざまな症状が現れやすくなる。
3.誤り
脹痛は、気滞にみられる痛みの性質である。(気鬱)気滞は、脹痛、胸悶、胸肋部痛、抑鬱感、腹部膨満感などで、増悪と緩解を繰り返し、不安定となりやすい。
4.誤り
重痛は、湿邪にみられる痛みの性質である。陰性の邪気で重濁性、粘滞性、下注性がある。脾を損傷しやすい。気機を滞らせやすい。
解答:1
解説
膀胱湿熱とは?
膀胱に湿熱が停滞することで、膀胱の能力が低下し、炎症症状が現れやすくなることである。症状として、頻尿、尿意促迫、隆閉、排尿痛、血尿、小便短赤、舌質紅、脈滑数などである。
1.誤り
これは、腎気不固の症状である。ちなみに、遺尿とは、昼夜を問わず尿を漏らす病態のことである。
原因:腎気虚、脾気虚、膀胱虚寒 など虚証が中心
2.正解
癃閉(りゅうへい)は、膀胱湿熱でみられる。
症状は、尿の勢いが悪くなる、尿が出始めるまでに時間がかかる、尿が出終わるまでに時間がかかる、排尿の途中で尿が途切れる、などの排尿困難や、頻尿(特に夜間頻尿)、会陰部の不快感、尿意切迫感、残尿感、排尿直後の尿漏れ(排尿後尿滴下)、尿失禁などある。
3.誤り
余瀝(よれき)とは、器の底に残った酒や汁などのしずく、残りのしたたりのことである。尿がきちんと止まらない症状を指す。
4.誤り
小便自利(しょうべんじり)とは、小便不利に対して逆に尿量の多すぎるもことをいう。
解答:2
解説
ポイント
帯下(おりもののこと)があり、腹部の皮膚のかゆみ、下腿前側のひきつりがみられる。
気経八脈では
任脈は陰経を調節し、胞胎を主る(月経・妊娠・出産の調節)
また、陰蹻脈は下肢・体幹の両側の陰陽を調節する。(今回のような下腿ぜんそく)
したがって、【任脈】列欠ー照海【陰蹻脈】が適切である。
1.誤り
足背、第4・第5中足骨底接合部の遠位は、「足臨泣【帯脈】」である。
帯脈は、季肋部から起こり腰部を回る。各経脈を束ねて調節する。
2.誤り
足外側、外果尖の直下は、「申脈【陽蹻脈】」である。
陽蹻脈は、下肢の内・外側に分布する陰経と陽経を協調させる。
3.正解
足内側、内果尖の下方1寸は、「照海【陰蹻脈】」である。
陰蹻脈は下肢・体幹の両側の陰陽を調節する。
4.誤り
足内側、第1中足骨底内側の遠位陥凹部は、「公孫【衝脈】」である。
衝脈は、十二経脈の気血を調節し(十二経の海)、血を貯える(血海)。胞宮から起こり、月経に関与する。
解答:3
次の文で示す病証の治療方針として最も適切なのはどれか。「47歳の女性。最近よく口渇を感じるが、水分は口を潤す程度で少量しか飲めない。手足の皮膚が鮫肌になってきた。舌質は紫暗、脈は濇を認める。」
解説
最近よく口渇を感じるが、水分は口を潤す程度で少量しか飲めない。
・手足の皮膚が鮫肌になってきた。
・舌質は紫暗、脈は濇を認める。
本症例は、瘀血の状態と言える。
1.誤り
六淫のうちのひとつである風邪は、陽性の邪気で軽揚性、開泄性、遊走性があり、他の外邪の先導役となる(百病の長)。
2.正解
正しい。瘀血を除くことで改善する。
3.誤り
気の病証のひとつである痰湿(津液の停滞)は、湿・水:(身体が重だるい、浮腫、下痢)など、飲:腹鳴、動悸、喘息、浮腫など、痰:眩暈、咳嗽、頭痛、動棒、意識障害、精神障害などの状態をいう。
4.誤り
気の病証のひとつである気鬱(気滞)は、脹痛、胸悶、胸肋部痛、抑鬱感、腹部膨満感などをいう。増悪と緩解を繰り返し、不安定となりやすい。
解答:2
鍼灸系の大学院を修了し、鍼灸治療の専門家の証である「鍼灸学博士」を保持。
reCare道玄坂鍼灸院の院長として臨床を行う傍ら、福岡リゾート&スポーツ専門学校で非常勤講師として教鞭を行っている。
鍼灸学博士、はり師・きゅう師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師