reCare道玄坂鍼灸院:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-9 ソシアル道玄坂501
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解説
⒈誤り
陰蹻脈は足内側から起こり目の内眥に至る奇経で、舌には行かない。
⒉誤り
陰維脈は内踝付近から起こり胸部へ向かう奇経で、舌には至らない。
⒊正解
舌と連絡する経脈であり、問題文の走行と一致する。
⒋誤り
足少陰腎経も舌根に連なるが、任脈・胆経と交会する特徴が問題文と一致しない。
足太陰脾経
足太陰脾経の流注は足の母趾→下肢内側→腹部→脾・胃→横隔膜→食道→舌
に連なるという走行をする。さらに脾経は途中で任脈、足少陽胆経、足厥陰肝経などと交会する。
解答:3
解説
⒈誤り
奇経八脈は十二経脈のような一定の循行規則がない。
それぞれ独自の走行をしている。
⒉誤り
督脈と任脈は陰陽関係とされるが、属絡関係ではない。
⒊誤り
陽維脈と陰維脈は表裏関係ではなく、陰陽の関係である。
⒋正解
奇経八脈は多くの場所で正経十二経脈と交会する。
奇経八脈は
督脈、任脈、衝脈、帯脈、陰蹻脈、陽蹻脈、陰維脈、陽維脈の8つの経脈の総称である。
奇経八脈は十二正経を補助する経脈であり、多くの部位で正経十二経脈と交会する特徴がある。
解答:4
解説
⒈正解
募穴と背部兪穴は**対応関係(募兪配穴)**にある。
⒉誤り
臓腑の気が注ぐのは背部兪穴。募穴は臓腑の気が集まる場所。
⒊誤り
募穴は腑病に有効とされる。(対して背部兪穴は臓病)
⒋誤り
募穴は必ずしも同名経脈上にはない。例)胃の募穴:中脘 → 任脈上
募穴は、臓腑の気が集まる(集まる=募)部位で、主に胸腹部に存在する。
また募穴は背部兪穴と対になる関係(募兪配穴)を形成する。
例)肺→ 中府(募穴)+肺兪(背部兪穴)
胃→ 中脘(募穴)+胃兪(背部兪穴)
このように前(募穴)と後(背部兪穴)を組み合わせて治療する。
解答:1
解説
天応穴とは、病変部位や圧痛・反応が現れる場所に応じて用いる穴のことで、固定された位置はない。
つまり痛み、圧痛、硬結、異常感覚など病態に伴って出現する反応点をそのまま治療点として使う。
日本の鍼灸では阿是穴(あぜけつ)とも呼ばれる。
⒈誤り
天応穴は十四経脈上に限定されない。経脈に関係なく現れる。
⒉誤り
固定された主治や位置は定まっていない。
⒊誤り
1901年以降に定められたのは奇穴。
⒋正解
病態に伴って現れる反応点を用いる。
穴の種類の違い
経穴(十四経穴):経脈上に固定
奇穴:経外奇穴、位置固定(近代整理)
天応穴(阿是穴):反応点・圧痛点
国試では「圧痛点」「反応点」「そこが痛いところ」と書かれていたら天応穴(阿是穴)と判断できます。
解答:4
解説
⒈誤り
陽白:眉中央の上1寸
⒉誤り
照海:内果尖の下1寸
⒊誤り
水泉:太渓の下1寸、指幅ではなく骨度法で取穴
⒋正解
頬車は、咬筋部にある経穴で、取穴の際に中指末節骨の幅(1横指)を基準として位置を取る。
取穴方法
歯を強く噛みしめると咬筋が隆起するので、
その最も盛り上がる部位を中心に中指末節骨の幅(1横指)**を目安に取穴する。
所属経脈:足の陽明胃経
主治:歯痛、顎関節症、顔面神経麻痺、咬筋痛、頬部腫脹
解答:4
解説
⒈誤り
内関:陰維脈
⒉誤り
公孫:衝脈
⒊正解
列欠:任脈、陰経の総括
列欠は手の太陰肺経の絡穴であり、奇経八脈では任脈の八脈交会穴。
任脈は「陰経の海」と呼ばれ、全身の陰経を総括する奇経とされる。
つまり任脈 ↔ 陰経の総括。その交会穴である 列欠 が正解になる。
⒋誤り
照海:陰蹻脈
解答:3
解説
正解は 4:3寸5分
神庭 は督脈 の経穴で、前髪際の正中にある。
顔面の骨度法では、眉間(印堂付近) → 前髪際の距離は3寸
そして前髪際 → 神庭は 0.5寸
したがって眉間の中点 → 神庭は3寸 + 0.5寸 = 3寸5分となる。
顔面骨度法
| 区間 | 距離 |
|---|---|
| 眉間 → 前髪際 | 3寸 |
| 前髪際 → 神庭 | 0.5寸 |
| 眉間 → 神庭 | 3寸5分 |
解答:4
解説
⒈正解
身柱 は第3胸椎棘突起下にある督脈の経穴。
一方、体表指標の肩甲骨上角 は第2胸椎レベルの目安になる。
つまり肩甲骨上角 → T2、身柱 → T3なので一致しない。
⒉誤り
至陽:第7胸椎棘突起下
肩甲骨下角:T7と一致。
⒊誤り
命門:第2腰椎棘突起下
第12肋骨先端はL2付近の目安。一致。
⒋誤り
腰陽関:第4腰椎棘突起下
腸骨稜最高点(ヤコビー線):L4。一致。
| 体表指標 | 椎体レベル |
|---|---|
| 肩甲骨上角 | T2 |
| 肩甲骨下角 | T7 |
| 第12肋骨先端 | L2 |
| 腸骨稜最高点 | L4 |
解答:1
解説
正解は 2.気戸
気戸 は足陽明胃経 の経穴で、位置は鎖骨下縁 × 乳頭線(前正中線から4寸外方)の交点にある。
つまり鎖骨のすぐ下 + 乳頭の真上のラインにある経穴が 気戸。
1.誤り
庫房→第1肋間 × 乳頭線
鎖骨下ではない。
⒊誤り
兪府→鎖骨下窩、前正中線から2寸
乳頭線ではない。
⒋誤り
気舎→鎖骨上窩
鎖骨の上。
国試でよく出る胸部ランドマーク
| 経穴 | 位置 |
|---|---|
| 気戸 | 鎖骨下縁 × 乳頭線 |
| 庫房 | 第1肋間 × 乳頭線 |
| 屋翳 | 第2肋間 × 乳頭線 |
| 膺窓 | 第3肋間 × 乳頭線 |
解答:2
解説
正解は 2
陰陵泉 は足太陰脾経 の合穴で、脛骨内側顆の後下方に位置する。
この周囲には伏在神経(saphenous nerve) の皮枝が分布している。
伏在神経は大腿神経 の分枝、下腿内側~足内側の皮膚感覚を支配
そのため下腿内側にある陰陵泉が該当する。
1.誤り
陽陵泉→腓骨頭前下方
支配:総腓骨神経
3.誤り
陰市→大腿前面
主に大腿神経筋枝
⒋誤り
陰包→大腿内側
主に閉鎖神経
解答:2
解説
正解は 2 同経の兪穴までは12寸である。
少海 は手少陰心経 の合穴(水穴)で、肘窩内側端(上腕骨内側上顆の前方)に位置する。
心経の骨度法では少海→神門までの距離は 12寸 とされている。
1.誤り
少海は尺骨神経溝ではない。尺骨神経溝は上腕骨内側上顆の後方にある。
3 誤り
少海は五行穴では水穴金穴ではない。
4 誤り
少海の深部は上腕筋、上腕動脈、正中神経などであり、尺側手根屈筋ではない。
解答:2
解説
正解は 1 天泉
天泉 は手厥陰心包経 の経穴で、腋窩前紋頭から下2寸の位置にあり、
上腕二頭筋の長頭と短頭の間に取穴する。この2つの筋腹の間の溝(筋間溝)にあるのが特徴。
⒉誤り
天府(手太陰肺経):上腕二頭筋外側溝にある。
3.誤り
青霊(手少陰心経):上腕内側で筋間ではない。
⒋誤り
肘髎(手陽明大腸経)肘外側にある。
解答:1
解説
正解は 4 聴宮
聴宮 は手太陽小腸経 の経穴で、耳珠中央の前縁と下顎骨関節突起の間の陥凹部に位置する。
取穴方法:口を開けると陥凹がはっきりするため、開口時に取穴する。
主治:耳鳴、難聴、顎関節症、耳痛
1.誤り
耳門(手少陽三焦経)
位置:耳珠上切痕の前方
⒉誤り
和髎(手少陽三焦経)
位置:耳の前上方(側頭部)
3.誤り
聴会(足少陽胆経)
位置:耳珠前下方、下顎骨関節突起の後縁
解答:4
解答:2
解答:3
解答:1
解答:4
鍼灸系の大学院を修了し、鍼灸治療の専門家の証である「鍼灸学博士」を保持。
reCare道玄坂鍼灸院の院長として臨床を行う傍ら、福岡リゾート&スポーツ専門学校で非常勤講師として教鞭を行っている。
鍼灸学博士、はり師・きゅう師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師