reCare道玄坂鍼灸院:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-9 ソシアル道玄坂501
渋谷マークシティから徒歩30秒 駐車場:無

お気軽にご予約・お問合せください

03-6416-0361

第33回はり師きゅう師国家試験
臨床医学各論 解答&解説

問題 49
・食中毒の原因となる細菌と食品の組合せで正しいのはどれか。
1. サルモネラ属ーーーー魚介類
2. 腸炎ビブリオーーーーレバー
3. カンピロバクター ーーーーー 鶏 肉
4.  腸管出血性大腸菌ーーーーー鶏 卵

解答:3

問題 50
・緑内障について正しいのはどれか。
1.初期の変化は硝子体に起こる。
2. 初期から中心視野が障害される。
3. 視神経は障害されない。
4. 中高年の失明の原因として最も多い。

解答:4

問題 51
・パニック発作について正しいのはどれか。
1. 特定の社会状況で発作が起きる。
2.発作は数時間続く。
3. 発作時の呼吸困難には酸素投与を行う。
4. 治療には認知行動療法が有効である。

解答:4

問題 52
・小児のアトピー性皮膚炎について正しいのはどれか。
1.  皮膚のバリア機能が亢進している。
2. 湿疹は四肢大関節の屈側に認めることが多い。
3. Ⅲ型アレルギーが関与している。
4. 抗ヒスタミン薬の内服が第一選択である。

解答:2

問題 53
・抗酸菌感染症について正しいのはどれか。
1. 肺結核の主な感染経路は飛沫感染である。
2. 我が国の 2022 年の結核新規発症患者数は 1,000 人以下である。
3. 非結核性抗酸菌は人から人に感染する。
4. 非結核性抗酸菌症は難治性である。

解答:4

問題 54
・COPD について最も適切なのはどれか。
1. 受動喫煙は関与しない。
2. 肺癌の合併に注意する。
3. 安静時の呼吸困難が特徴である。
4. 禁煙で呼吸機能は改善する

解答:2

問題 55
・気管支喘息について正しいのはどれか。
1.Ⅱ型アレルギーである。
2. 拘束性換気障害をきたす。
3. 発作は夜間や明け方に多い。
4. 気管支拡張薬が治療の中心である。

解答:3

問題 56
・アナフィラキシーを最も起こしやすい疾患はどれか。
1. 血清病
2. 食物アレルギー
3. アレルギー性鼻炎
4. アレルギー性接触皮膚炎

解答:2

問題 57
・胃食道逆流症について正しいのはどれか。
1. 食道下部輪走筋は緊張する。
2. 食道内圧は上昇する。
3. 食道下部ἷ平上皮は円柱上皮化する。
4.体重増加によって症状は改善する。

解答:3

問題 58
・アルツハイマー病の初期にみられるのはどれか。
1. 幻 視
2. 記憶障害
3. てんかん発作
4. 反社会的行動

解答:2

問題 59
・炎症性腸疾患について正しいのはどれか。
1. クローン病は大腸に限局する。
2. 潰瘍性大腸炎は非連続性病変を示す。
3. 食生活の欧米化により患者数が増加した。
4. 赤沈は病勢を反映しない。

解答:3

問題 60
・膵癌について正しいのはどれか。
1. CA 19-9 は特異度が高い。
2. アミラーゼ値は病態を反映する。
3. 放射線検査で確定診断ができる。
4. 早期に発見されやすい。

解答:1

問題 61
・内分泌疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
1. アジソン病ーーーー色素沈着
2. バセドウ病ーーーーテタニー
3. クッシング病ーーーー眼球突出
4. 原発性アルドステロン症ーーーー満月様顔貌

解答:1

問題 62
・小児で体前屈時に肋骨隆起を認めた場合、疑う疾患はどれか。
1. 側弯症
2. 肺腫瘍
3. 鳩 胸
4. 肋骨骨折

解答:1

問題 63
・発育性股関節形成不全について誤っているのはどれか。
1. 男児に多い。
2. 分娩時の胎位異常で発生率が高い。
3. 家族内発生がみられる。
4. 治療は装具療法が主体となる。

解答:1

問題 64
・変形性関節症の単純エックス線所見で誤っているのはどれか。
1. 荷重部軟骨下骨の硬化
2. 関節裂隙の拡大
3. 骨棘形成
4. 骨囊胞形成

解答:2

問題 65
・前立腺肥大症の初期症状はどれか。
1. 血 尿
2. 尿失禁
3. 夜間頻尿
4. 排尿時痛

解答:3

問題 66
・鉄欠乏性貧血の患者によくみられるのはどれか。
1. 爪の変形
2.  白 髪
3. 知覚鈍麻
4.  味覚低下

解答:1

問題 67
・特発性血小板減少性紫斑病について最も適切なのはどれか。
1. 筋肉内に血腫を生じるのが特徴的である。
2. 血管に対する自己抗体によって発症する。
3.  女性よりも男性に多い。
4.  ヘリコバクター・ピロリ除菌療法が有効である。

解答:4

問題 68
・病初期から人格障害がよくみられるのはどれか。
1. 脳血管性認知症
2. 前頭側頭型認知症
3. アルツハイマー病
4. レビー小体型認知症

解答:2

問題 69
・パーキンソン病でよくみられるのはどれか。
1. 下 痢
2. 発汗低下
3. 唾液減少
4. 起立性低血圧

解答:4

問題 70
・筋萎縮性側索硬化症でよくみられるのはどれか。
1. 膀胱直腸障害
2. 眼球運動障害
3. 嚥下障害
4. 褥 瘡

解答:3

【監修者】 鍼灸学博士 納部瑠夏

鍼灸系の大学院を修了し、鍼灸治療の専門家の証である「鍼灸学博士」を保持。

reCare道玄坂鍼灸院の院長として臨床を行う傍ら、福岡リゾート&スポーツ専門学校で非常勤講師として教鞭を行っている。

一般社団法人日本体力医学会公益財団法人全日本鍼灸学会所属

保有資格

鍼灸学博士、はり師・きゅう師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動実践指導者

主な研究業績

【共同執筆者】

今西 好海

  保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師、健康運動実践指導者

奈須 守洋

  保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師