reCare道玄坂鍼灸院:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-9 ソシアル道玄坂501
渋谷マークシティから徒歩30秒 駐車場:無
解説
解答:3
解説
解答:1
解説
1.誤り
C2は、後頭部領域である。
2.誤り
C4は、頸部根元領域である。
3.正解
C6は、デルマトームにおいて母指の分節である。
4.誤り
C8は、上肢尺側領域。
解答:3
解説
1.誤り
三叉神経とは、咀嚼運動にかかわる脳神経である。三叉神経は、主に咀嚼筋の咀嚼運動と顔面の皮膚感覚を司る。運動神経と感覚神経を含む。
2.正解
顔面神経は、涙腺と唾液腺を支配している。
顔面神経とは、表情筋の運動、涙腺や口蓋腺などの分泌作用制御の副交感神経、および味覚を司る感覚神経を含む混合神経である。したがって、顔面神経の障害により、顔面表情筋の障害、角膜反射低下、聴覚過敏、味覚低下(舌前2/3)、涙分泌低下、唾液分泌低下などが起こる。
3.誤り
舌咽神経とは、知覚・運動・分泌を受けもつ混合神経で、舌の後部3分の1の感覚や咽頭筋の運動を支配する。 また分泌線維は耳下腺に分布し、唾液の分泌を司る。 鼓室粘膜の知覚もこの神経が支配する。
4.誤り
舌下神経とは、舌の運動を支配する運動神経である。
解答:2
解説
1.誤り
患者が話したことは「繰り返す」。
なぜなら、患者の話したことを繰り返すことで、患者は自分の話を聞いてくれているという安心感を与えるだけでなく、信頼関係も構築するのに役立つため。また、繰り返すことで確認にもつながり、医療者側の理解にもつながる。
2.正解
なぜなら、患者にもしものことがあった場合、すぐに駆け付けられるだけでなく、入院中、必要なものをそろえられたり、退院準備にも影響するため。
3.誤り
問診は特定の疾患を推定して始める必要はない。
むしろ、あらゆる可能性を考え問診する必要がある。なぜなら、特定の疾患を推定すると、大切な事案を見落とす可能性があるため。
4.誤り
医学用語を用いて説明する必要はない。
患者の疑問には、「専門用語を用いず」わかりやすい言葉で回答する。なぜなら、判断能力のある成人患者といっても専門用語まで正しく理解できないため。
解答:2
解説
1.誤り
心拍出量の低下が原因。
皮膚は冷たく蒼白になる。
温かくはならない。
2.誤り
心臓や大血管の障害(肺塞栓、心タンポナーデ)で血流が阻害される。
皮膚は通常冷たく蒼白。
温かくはならない。
3.誤り
出血や脱水などによる循環血液量の低下。
皮膚は冷たく蒼白、脈拍は速くなる。
温かくはならない
4.正解
敗血症やアナフィラキシーなどで血管拡張が起こる。
皮膚は温かく紅潮することがある(warm shock)。
末梢血管拡張が特徴。
解答:4
解説
1.誤り
稽留熱:1日中高熱が持続し、ほとんど下がらない熱型
マラリア:周期的に熱が出る「間欠熱」が特徴
2. 誤り
弛張熱:日内変動が大きく、熱が一時的に下がるが再び上昇
敗血症などでみられる典型的な熱型
3. 誤り
周期熱(リウマトイド熱やマラリアなどに多い)
ホジキンリンパ腫では夜間発熱(フェブリルサイクル)があるが「周期熱」とは言わない
4. 誤り
波状熱(熱が徐々に上昇し徐々に下がる)は発疹チフスやマラリア波状熱型に多い
髄膜炎では高熱持続型が多い
解答:2
解説
1.正解
中枢性(脳幹・小脳)の障害では、めまいは数時間~数日以上持続することが多い。
バランス障害や歩行困難を伴うこともある。
2.誤り
中枢性めまいは回転感は比較的軽いこともある。
末梢性めまい(前庭障害)の方が激しい回転性めまいが多い。
3.誤り
回転性めまいは末梢性(内耳由来)に特徴的。
中枢性では回転感よりふらつき感・浮動感が目立つ。
4. 誤り
耳鳴り・難聴は末梢性めまい(内耳障害)でよくみられる。
中枢性では伴わないことが多い。
解答:1
解説
1. 誤り
膝関節の半月板損傷を確認するテスト。
膝を90°屈曲させ、回旋しながら圧迫。疼痛やクリックで陽性。
2. 誤り
外側側副靱帯(LCL)損傷の評価。
膝の伸展位で内反ストレスを加えて緩みがあれば陽性。
3. 誤り
半月板損傷を評価する検査。
膝屈曲位で内外旋しながら膝伸展。
4. 正解
前十字靱帯(ACL)損傷を評価。
膝を約20-30°屈曲し、大腿を固定して脛骨を前方に引く。
前方移動量が増大して緩みがあれば陽性。
解答:4
解説
1.誤り
抑うつ病とは、脳内の神経伝達物質のアンバランスにより、気分や感情をうまく調節できなくなり、心身の不調が表れる病気である。症状には、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状や、自信が持てず、自己評価も低下しがちになる精神的な症状などがある。
2.誤り
統合失調症とは、幻覚・妄想・まとまりのない発語および行動・感情の平板化・認知障害ならびに職業的および社会的機能障害を特徴とする。原因は不明であるが、遺伝的および環境的要因を示唆する強固なエビデンスがある。好発年齢は、青年期に始まる。治療は薬物療法・認知療法・心理社会的リハビリテーションを行う。早期発見および早期治療が長期的機能の改善につながる。統合失調症患者の約80%は、生涯のある時点で、1回以上うつ病のエピソードを経験する。統合失調症患者の約5~6%が自殺し,約20%で自殺企図がみられる。したがって、うつ症状にも配慮して、工程がはっきりしたものや安全で受け身的で非競争的なものであるリハビリを提供する必要がある。(※参考:「統合失調症」MSDマニュアル様HPより)
3.誤り
パニック障害とは、誘因なく突然予期せぬパニック発作(動悸、発汗、頻脈などの自律神経症状、狂乱・死に対する恐怖など)が反復して生じる状態をいう。また発作が起こるのではないかという予期不安を認め、しばしば広場恐怖を伴う。治療として、①SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、②抗不安薬、③認知行動療法(セルフコントロール)などである。
4.正解
過敏性腸症候群は、心身症に含まれる疾患である。
過敏性腸症候群とは、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる症候群である。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられている。それぞれタイプが存在し、①下痢型(ストレスや緊張などのわずかなきっかけによって腹痛と激しい便意とともに下痢を生じる)、②便秘型(便秘に伴ってお腹の張りなどの症状が起こる)、③混合型(便秘と下痢が交互に繰り返すもの)がある。
解答:4
鍼灸系の大学院を修了し、鍼灸治療の専門家の証である「鍼灸学博士」を保持。
reCare道玄坂鍼灸院の院長として臨床を行う傍ら、福岡リゾート&スポーツ専門学校で非常勤講師として教鞭を行っている。
鍼灸学博士、はり師・きゅう師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師、健康運動実践指導者
保有資格 鍼灸学修士、はり師・きゅう師